公益財団法人日本ユニセフ協会 協定地域組織

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埼玉県ユニセフ協会からのお知らせ(報告)

2014年03月13日

子どもたちの3・11 ユニセフ東日本大震災報告写真展を開催
坂戸市立坂戸小学校6年生が見学

坂戸市立坂戸小学校6年生が見学に訪れました。

坂戸市教育委員会島田教育長

坂戸市教育委員会島田教育長も、あまりの被害の大きさに心を痛めていました。

2014年2月6日〜11日、坂戸市文化会館ふれあで「子どもたちの3・11ユニセフ東日本大震災報告写真展」を開催しました。(主催:埼玉県ユニセフ協会、埼玉新聞社、坂戸市文化会館)2/8に記録的な大雪となり、県内では13年ぶりに大雪警報が発令され、交通機関の混乱や外出を控えるなど2日間にわたり、来場者人数に大きな影響がありながらも6日間で612人が来場されました。

日本で未曾有の大震災に見舞われ、大震災を取材した新聞通信社25社、写真家21人による東日本大震災直後の岩手・宮城・福島各県の状況や、被災を乗り越えて生きる子どもたちの姿を伝える写真約120点を展示・紹介しました。

写真をご覧いただき、「子どもたちにも絶対に見せたいと思いました。本当に現実にあったこと。まだまだ元の生活に戻れない人々がいる事を忘れてはいけない。自分に何ができるのか考えさせられました。」「とても感動しました。私たちは平和な生活をしているけれど、なぜか涙が出てしまいました。こんなにも頑張っている子どもたちがいるという事を、自分の子どもにも教えたいと思います。」「だんだんと忘れてしまいそうな事を思い出すことができ、改めて被災地の人たちの大変さを考えることができ、何かできる事をしなければという気持ちになりました。ユニセフの方々が希望を与えてくださった事に感謝です。」など161人の方から声が寄せられました。

■後援:埼玉県、坂戸市、埼玉県教育委員会、坂戸市教育委員会     
一般社団法人埼玉県私立中学高等学校協会

■協力:埼玉りそな銀行、コープみらい埼玉県本部

出口の見えないシリアの危機
子どもたちは、命の危険と不安の中で日々を送っています
UNICEF/UKLA2012-00913/Karin Schermbrucker

UNICEF/UKLA2012-00913/Karin Schermbrucker

2011年にシリアで起きた武力紛争はさらに激しさを増し、国民の4割以上が緊急支援を必要とする深刻な人道危機となっています。シリアの子どもの3人に1人が戦火で家を追われ、今もなお不自由な避難生活を強いられています。ユニセフはシリアと周辺国で、戦火をくぐり抜けながら、子どもの命を守るため、安全な水の提供、感染症を防ぐ予防接種の実施、傷ついた心のケアなど懸命に援助活動を続けています。

これまで、2011年にシリアで武力紛争が起きて以来、10万人以上の尊い命が失われ、930万人以上(うち子ども550万人)がケガや病気、栄養不良など紛争の影響下で苦しめられています。550万人以上の子どもたちへの緊急支援が必要です。

シリア緊急募金に対しては、2013年1月から2014年1月までにコープみらい さいたまエリアの店舗、コープデリ宅配、コーププラザの組合員の皆さまに募金協力を呼びかけ1,013,023円が寄せられました。個人3名・グループの方より募金25,950円をお預かりしました。みなさまの温かなご支援に感謝いたします。

台風30号フィリピンに甚大なる被害
55万人の子どもたちに再び教育を
UNICEF Philippines/2013/Jmaitem

UNICEF Philippines/2013/Jmaitem

日本ユニセフ協会の早水研専務理事が、上田清司知事を表敬訪問

1月20日、日本ユニセフ協会の早水研専務理事が、上田清司知事を表敬訪問し、フィリピンで発生した台風30号被害への義援金に対する感謝の意を伝えました。

2013年11月8日、超大型台風30号(ハイエン)がフィリピン中部を直撃しました。現地では多くの子どもたちが、水も電気もないがれきの中で、栄養不良や感染症に命を脅かされています。ユニセフは被害発生の直後から、給水、栄養治療、保健キットの提供など、554万人以上の子どもの命を守る支援を続けています。

ユニセフとパートナー団体の支援は、最も大きな被害を受けた地域で支援活動を実施。これまでに、およそ42万人の子どもたちが、修理された学校や仮設の学校、テントの学校などに戻り、『箱の中の学校』や乳幼児キット、レクレーションなどに含まれる備品を使って学校生活を送っています。「学校へ戻ろう」キャンペーンは、2014年6月からの新学期の開始に焦点を絞り、拡大し続けています。

フィリピン台風緊急募金に対しては、埼玉県と県国際交流協会から発生直後の昨年11月14日から12月にかけて、県民や県職員を対象に募った募金3,104,178円、日本ボーイスカウト埼玉県連盟が街頭募金をおこなった220,788円、コープみらい さいたまエリアの店舗、コープデリ宅配、コーププラザの組合員の皆さまに募金協力を呼びかけ1,664,625円が寄せられました。埼玉新聞社会福祉事業団を通じて、彩の国いきがい大学東松山学園第28回合同学園祭実行委員会61,000円、秩父市立高篠中学校より32,000円が寄せられました。他に、コープサービス協力会63,000円、手作り仲間4人組み24,000円、個人4名より23,000円をお預かりしました。みなさまの温かい支援に感謝いたします。